相談事例
IT実務経験1年半からJavaフリーランスへ!20代後半が約2週間で月単価50万円弱の案件を獲得した事例
著者: 海野 圭佑(けすと)
更新日: 2026/10/29
IT実務経験約1年半でフリーランス独立を決めた20代後半のエンジニアの事例。C言語・VBA・Javaの経験を整理し、約2週間で月単価50万円弱の長期前提Java案件への参画が決まりました。
「Javaの経験がまだ浅いけど、フリーランスとしてやっていけるのかな?」
今回ご紹介するのは、そんな不安を抱えながらも、IT実務経験約1年半でフリーランス独立を決めた20代後半のエンジニアさんです。
この方が経験してきた技術は、Javaだけではありません。C言語やVBAも扱っていて、Spring Bootも少し触った程度。Java単体で見ると、実務経験は1年に満たなかった可能性もあります。
それでも結果として、案件探しを始めてから約2週間で、月単価50万円弱の長期Java案件への参画が決まりました。
しかも、参画後もチームの方々と良い関係を築きながら、楽しそうに働いている様子でした。
今回は、独立前にどんな不安があり、僕と何を整理して、どんな準備をしたのかをご紹介します!
※プライバシー保護のため、年齢や案件情報など一部をぼかしています。面談件数・合格件数は記憶ベースの概数です。
まず、この方の独立前の状況
| 項目 | 当時の状況 |
|---|---|
| 年齢 | 20代後半 |
| 居住地 | 東京都 |
| IT実務経験 | 約1年半 |
| 使用技術 | Java / C言語 / VBA / Spring Bootなど |
| 希望 | Javaを軸に、安定して働けるフリーランスになりたい |
| 出社 | 可能 |
| 案件獲得期間 | 約2週間 |
| 最終結果 | 月単価50万円弱の長期Java案件に参画 |
ここで重要なのは、IT実務経験1年半と、Javaの実務経験1年半は違うということです。
この方はJavaだけを専門に1年半開発していたわけではありません。
基本的な開発経験はありましたが、すべての開発工程を一人で完結できるような段階でもありませんでした。
僕も最初に経歴を見たとき、技術面ではまだ経験を積んでいく段階だな、という印象を持ちました。
でも、実際に話してみると、それだけでは判断できない魅力があったんです。
仕事も頑張りたい。でも、プライベートも大切にしたい
この方がフリーランスを目指した理由は、単純に高単価の案件を取りたいからではありませんでした。
正社員としてどんどん昇進して、仕事を最優先にキャリアを積んでいく。
もちろん、そういう働き方も素敵です。
でも、この方が求めていたのは少し違いました。
仕事はしっかり頑張りたい。でも、自分の時間も大切にしたい。
そして、できることなら自分が希望する技術やポジションを選びながら、会社員の頃よりも収入を増やし、安定して働きたい。
そんな思いがあったんです。
その選択肢として興味を持ったのが、フリーランスエンジニアでした。
ただ、気持ちだけではなかなか踏み出せません。
「今までC言語やVBAもやってきたけど、Javaで本当に案件が取れるのかな?」
「1年半しか経験がなくても大丈夫なのかな?」
「一人で何でもできるわけじゃないけど、現場についていけるのかな?」
そんな不安があったんですよね。
僕が最初に感じたのは、技術力だけでは測れない魅力
実際にお話ししてみて、とても印象的だったのが人柄でした。
とにかく素直で、謙虚。
こちらから伝えたこともきちんと受け止めてくれるし、会話もしやすい。
僕はフリーランスの案件探しにおいて、こういう部分も大切だと思っています。
もちろん技術力は必要です。
でも、現場に入ったらチームで仕事をすることがほとんどです。
分からないことを確認できるか。周りと協力できるか。任されたことに誠実に取り組めるか。
そういう部分も、実際の仕事では重要ですよね。
この方は、技術面ではまだ成長途中でしたが、チームの中で一緒に働くうえで大切な姿勢を持っている方だと感じました。
だからこそ、経歴だけを見て独立が難しいと決めつけるのではなく、どんな案件なら可能性があるのかを一緒に考えました。
独立への不安を整理して、具体的な準備へ
まず行ったのは、いきなり案件を探すことではありません。
本当に独立できるのか、自分の経験で通用するのか。
その漠然とした不安を整理するところから始めました。
僕自身、これまで100名以上のエンジニアさんと面談してきて、Javaエンジニアさんも数十名いらっしゃいます。
その中で、どんな経験を持つ方が、どんな準備を経て独立していったのか。
実際の事例をもとに説明していきました。
もちろん、別の人が独立できたからといって、今回の方も必ず成功するわけではありません。
ただ、具体的な事例を知ることで、自分の現在地や選択肢を整理することはできます。
そうした話を重ねる中で、本人もJavaを軸にフリーランスを目指すという意思を固めていきました。
そして独立時期を決め、スキルシートの準備と案件選びを進めていきました。
スキルシートは「Javaを中心に、実際にやってきたことが伝わる形」へ
今回、特に力を入れたのがスキルシートです。
この方の最優先事項は、Javaで安定して参画できる案件を見つけることでした。
そのため、C言語やVBAの経験も持っていましたが、Java案件の担当者が知りたい情報を前面に出すように整理しました。
ただし、Javaの経験年数を増やしたり、やっていないことを書いたりしたわけではありません。
実際に経験したJavaの業務を、読み手に伝わりやすくする。
これが大事なんです。
例えば、スキルシートに「単体テストを実施」とだけ書いてあるとします。
でも、それだけでは何を確認したのか、どんな考え方で取り組んだのかが分かりません。
実際に正常系・異常系・境界値などを考えてテストしたのであれば、その具体的な内容まで書く。
APIの実装についても、単に「CRUD APIを作成」と書くだけではなく、実際に担当した機能や処理内容を説明する。
こうすることで、読む側もどんな仕事をしてきたのかをイメージしやすくなります。
※これらはスキルシートの書き方を説明する一般例であり、今回の方がすべて実施したという意味ではありません。
僕はスキルシートを作るとき、いつもこの具体性を大切にしています。
今回も、本人の経験を一緒に振り返りながら、Java案件に向けて伝えるべき業務内容を整理しました。
案件探しは約2週間。4〜5件の面談から複数の合格へ
スキルシートを整え、希望する案件の方向性を決めたら、営業担当の方につないで案件探しを進めてもらいました。
すると、これが思っていた以上に早かったんです。
案件探しを始めてから約2週間の間に、4〜5件ほど案件面談が入りました。
そして記憶している範囲では、そのうち2件ほどから合格をいただきました。
最終的に決まったのは、月単価50万円弱の長期Java案件です。
この方は20代後半で、東京都在住。さらに出社も可能でした。
営業担当の方からも、年齢や地域、希望条件などが案件の募集条件と合っていたと聞いています。
僕としては、スキルシートで経験を適切に伝えられたことや、本人の人柄もプラスに働いたのではないかと考えています。
ただ、何がどれだけ評価されたのかを正確に切り分けることはできません。
それでも、経験年数だけでは案件獲得の結果が決まらないことを考えるうえで、印象に残っている事例です。
フルリモートに限定しなかったことも大きかった
今回の方は、出社可能という条件で案件を探していました。
これも重要なポイントだったと思います。
もちろん、リモートワークには大きなメリットがあります。
ただ、独立したばかりで経験も浅い段階では、最初からフルリモートだけに絞るより、出社案件も含めて検討した方が選択肢を広げられる場合があります。
僕は、特にJavaで独立した最初の1〜2年は、チームの中で経験を積み、実績や信頼を作っていくことにも価値があると思っています。
実際、今回参画したのは大規模なJava案件。
基本設計や詳細設計、運用保守などに携わる環境で、周囲には一緒に仕事を進めるメンバーや経験豊富な方もいました。
フリーランスだからといって、すべての仕事を一人で任されるわけではないんですよね。
大切なのは、案件で求められる役割を理解して、チームの一員として仕事を進められるかどうかです。
参画から約1ヶ月。「楽しそうに働いている」のが何より嬉しかった
案件が決まったあとも、やっぱり本人には不安があったようです。
フリーランスとして初めて現場に入るわけですから、ちゃんと仕事についていけるのか、周囲とうまくやっていけるのか、気になりますよね。
そして参画から約1ヶ月ほど経った頃、改めてお話しする機会がありました。
そのとき、すごく楽しそうだったのが印象に残っています。
現場の方々にも良くしてもらっていて、チームの中で協力しながら働けている様子でした。
もともとの素直さや謙虚さ、任された仕事に真面目に向き合う姿勢も、現場で良い評価につながっているようでした。
最初から長期参画を前提とした案件だったこともあり、チームの中で経験を積んでいける環境でした。
もちろん、長期前提だからといって契約がずっと保証されるわけではありません。
それでも、独立前は不安を抱えていた方が、参画後に楽しそうに仕事の話をしてくれたこと。
僕はこれが本当に嬉しかったです!
今回の独立を振り返って、僕が大切だと思うこと
今回の方は、Javaだけで長い実務経験を持っていたわけではありません。
それでも、案件を獲得できました。
僕が今回の経験から重要だと思ったのは、次の5つです。
- 自分の希望を明確にしたこと。 高単価やフルリモートだけを追うのではなく、Javaで安定して働くことを優先した。
- 経歴を正しく整理したこと。 できることを誇張せず、経験してきた業務が伝わるスキルシートにした。
- 本人の人柄や姿勢が良かったこと。 素直さや謙虚さ、周囲と協力できる姿勢があった。
- 出社も含めて案件を探したこと。 希望条件を必要以上に狭くせず、現実的な選択肢を持てた。
- 適切な営業担当と連携できたこと。 経験や希望に合う案件を探してもらえた。
ただし、今回と同じ経験年数なら、誰でも2週間で案件が決まるわけではありません。
時期や地域、技術経験、担当工程、募集条件によって結果は変わります。
それでも、経験が1年半しかないからという理由だけで、独立の可能性を最初から諦める必要はないと思っています。
Javaの経験が浅くても、フリーランスを目指していい?
僕は、まず相談してみるのは全然いいと思っています。
大事なのは、今すぐ独立できるかどうかを年数だけで判断しないこと。
同じ1年半でも、どんな業務を経験したか、どんな技術を使ったか、チームの中でどんな役割を担ってきたかは人によって違います。
また、どのような案件を希望するのかによっても変わります。
だからこそ、一度自分の経験を整理して、案件市場でどのような可能性があるのかを考えてみる。
その結果、今の経験で挑戦できる場合もあれば、追加で実務経験を積んだ方がよい場合もあります。
今回の方のように、仕事もプライベートも大切にしながら、自分の希望に合ったキャリアを選んでいく。
そんな選択肢を考えるきっかけになったら嬉しいです!
よくある質問
Java経験が1年未満でもフリーランスになれますか?
可能性はあります。ただし、経験年数だけで判断することはできません。Java以外も含めた開発経験、設計・テストなどの担当工程、希望する案件条件を確認することが大切です。
C言語やVBAの経験はJava案件でも評価されますか?
必ずしも同じ技術経験として評価されるわけではありませんが、設計、プログラミング、テスト、保守などの経験を説明する材料にはなります。Javaの経験年数と区別しながら、関連する経験を適切に伝えることが重要です。
フリーランスになったら一人で全部できないとダメですか?
案件によります。高度な自走力を求める案件もありますが、チームで役割を分担して進める案件もあります。今回の方は後者の環境に参画しました。
最初は出社案件の方がいいですか?
必須ではありません。ただ、経験が浅い時期にチームとのコミュニケーションや技術習得を重視するなら、出社を含めて探す価値はあると思っています。
Javaでフリーランス独立を考えている方へ
「自分の経験でも案件が取れるのかな?」
「スキルシートに何を書けばいいのか分からない」
「今の会社を辞める前に、まず可能性を知りたい」
そんな方は、まずは一緒に今の経験を整理してみませんか?
けすけっとでは、これまでの実務経験や希望する働き方を伺いながら、フリーランス独立に向けた選択肢を一緒に考えています。
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